第41回 はじめまして!パパ料理研究家の滝村です! 滝村雅晴

2009/04/08 水曜日

イラスト

みなさま、はじめまして。滝村雅晴と申します。
38歳。妻、長女(今年6歳、年長さん)、次女(今年3歳、年少さん)の
4人家族のパパです。

自慢は、歯。
虫歯がありません。
大人の歯(永久歯)すべて。治療した歯もゼロ。
何でも好き嫌いなく食べていると、虫歯もできないんですかね(笑)。
なぜかすぐ、歯ブラシがボロボロになります。
磨き方が悪いのか・・・でも虫歯はないし・・・。いまだになぞです。

職業は、「パパ料理研究家」です。
「えっ?」
「パパ料理研究家!?」

ほとんどの方が、初めて聞かれる肩書かと思います。
なんでしょうね(笑)
今、日本で僕だけです。
言ったもん勝ちなんですけど。

別にふざけて付けたわけでもなく、本人は本気です。
どれぐらい本気かというと、創業以来14年間勤務してきた会社を辞めて、
「パパ料理研究家」として、4月1日より独立・起業をしたのですから。

今回の独立の決断について、まわりから、
「奥さんよく許してくれたね・・・」と言われます。
一応、なぜ会社を辞めるのか、パパ料理研究家を目指すのか、すべて妻は知っており、
ちゃんと了解を得て会社辞める決意をしましたのでご安心を。

独立・起業時の鉄則ですが、家庭を持っている場合、
パートナーの了解と応援は必須です。
勝手に、パパが己の道を突き進んで、突然、
「会社辞めるから。実は、もう言ってきた。有給消化して来月末退社だから」
こんなこと、突然、旦那さんから言われたら、
どんな奥さんもカチンとくるでしょう。
退社までいかなくても、家庭にとっての重要な決定事項を、
家族の相談、事前報告なしに、どんどん自分のペースで決めてしまうパパは結構いると思います。

そうなる原因は、妻との間で
「基本的なコミュニケーション」が減ってきた、
もしくはできない(もしくは興味がない?)パパにあるんじゃないでしょうか。

ネットやケータイの普及によって、夫婦、親子のコミュニケーションも変わってきました。
お互いに自宅にいるのに、メールのやり取りで会話している夫婦もいます。
家にいると思ってやり取りしていたら、出張先からの返事だったという笑えない話も。
会社でも、隣にいる部下にメールで何度もやり取りしている時代ですからね。
とにかく、すごい勢いで、新しい技術を駆使したコミュニケーション方法が生まれています。便利なっていきますが、物事の本質は見失わないようにしなければいけません。

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そんな家族の不足するコミュニケーションで、とても減っているのが、
「一家団らん」。

食卓を家族みんなで囲んで、わいわいガヤガヤ。
美味しいものを皆で食べれば、自然と会話もはずむし笑顔になるもの。

会社の同僚や、接待での飲み会で、コミュニケーションを日頃とっているお父さんは、
一緒に食事をしながら親睦をはかることが、いかに効果があるのか、
よくご存じのはず。

家族も一緒なんですけどね。

夫婦、親子でのコミュニケーションがうまくいかず、悩んでいらっしゃるご家族は、
食卓を囲む「一家団らん」が少ないような気がします。

そこで、ご家族をお持ちの皆様におススメしたいのが、
「パパ料理」なんです。(やっと出てきました!)

「それって、お父さんが作る料理のことでしょ?」
と言われれば、そのとおりなのですが、今回僕が伝えたい「パパ料理」は、
「自分の好きなものを、好きな時につくる、『男の趣味料理』」ではなく、
「家族が食べたいものを、家族のためにつくる『男の家庭料理』」です。

さらに、パパに知ってほしいのが、
「料理」≠「調理(つくること)」
だということ。

つくりっぱなしは、料理ではありません。

1品の料理をつくる背景には、
・ 家族が食べたいもののヒアリング
・ メニュー決め
・ 冷蔵庫のチェック
・ 買ってきたものの収納
・ 買い物
・ 下準備
・ テーブルセッティング、
・ 後片付け
・ ゴミ分別とゴミ捨て
・ 残りものの使いまわし
・ 在庫管理・チェック
等、料理以外のやることが満載。
すべてセットで、パパ料理。

それを、パパが実践することで、自然に家族は巻き込まれ、
一家団らんが生まれ、食卓が笑顔で包まれているのではないでしょうか。
「調理しかしない」パパの場合、ママは笑っていませんから。
また、パパが「一家団らん」のチャンスを減らしているのも事実。

どうしても仕事が忙しくて・・・
というのも、よくよくわかります。
こんなことを言っている私が、そもそも仕事人間で、一家団らんをしない急先鋒みたいなパパでしたから。

平日が無理な場合は、「量」ではなく週末だけの「質」からはじめてみてください。

大人になってからでも、娘が生まれ「家族」の大切さに気づき、料理を通して、人は変われるものだと、身をもって体験しました。

パパになったことで「成長」し、パパ料理をつくることで、
自分に「思いやり」が欠けていることに気づきました。

好きな時にやる料理は「趣味」。

相手のことを想ってつくる料理は「愛」。

毎日の食生活のためにつくる料理は「家事」。

この3つあわせて「パパ料理」。
これを楽しんでできるパパが増えれば、
日本は世界で一番笑顔あふれる国になるのではないでしょうか。

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「子育てパパ力のツボ」のコラムを今回含め6回担当させていただきます。
次回は、「ビストロパパもひどかった・・・」をお送りします。

後片付けしない、時間はかかる、食材は高いし余らせる、
おまけに、褒められると思っている・・・そんな料理はじめたての、「実は困った料理好きのパパ」だった頃のお話をご紹介します。
ほんとにひどかったですから・・・

そこから、コツコツ、コツコツ、いろんなことを気づいていきました。
ホント、ママと娘たちに感謝ですね。

是非是非、最後までどうぞよろしくお願い致します。

パパ料理研究家 滝村雅晴