第43回 ビストロパパとかいいながら、実はかなりひどかった・・・ 滝村雅晴

2009/04/22 水曜日

イラスト

料理に凝りだしたパパ。
やってくれるのはいいけれど・・・と、ママ。

・ イタリアンパセリを探しに、近所のスーパーを5軒はしご・・・
・ 夕方7時から料理をはじめたのに、最後のデザートは夜中の1時・・・
・ 料理の最中、足りない素材が!どうしてもほしく料理中断。再び買い物に・・・
・ あらゆる調理器具を使用。すべて使いっぱなしで食後放置・・・
・ 鉄鍋。買ったはいいけど、2度目つかった?錆びてるし・・・
・ どう?おいしかった?どうどう?パパすごい?えっ、何で怒ってんの?

思い返して書きましたが、
いや、ひどいですね・・・

全部、僕の話です。

子供が生まれて、パパスイッチが入ったのはいいけれど、
自分が楽しむことばかり優先し、家族を置いてけぼりにしているパパ・・・

それでした。
思い返して書いて、改めて気づきました。

そうですよ。
子供が生まれてすぐの話です。
完全なる、男の趣味料理を、自慢げにやっていたのは僕です・・・

週末レストラン!(そんなコンセプトでブログ始めたのですが・・・)
とか言って。
調子にのってお客様を呼んで料理をふるまい、
みんなが美味しいとか言ってくれるもんですから、
さらに調子にのる・・・

みんなを幸せにしているぞ!
料理万歳!
って・・・

気分よくお客様をおくったあと、力尽きて寝るんですよ。
すごい量の油もののお皿と鍋をおいたまま・・・
イタリアン、油たっぷりつかうんですよね・・・

そのころの僕の自慢が、
初見でレシピを見ながら、そのとおりに美味しいものをつくれるということ。

書いてあるレシピの分量をそろえれば、
レシピ通りに読んで作れば、できるはず。

そうなんです。
実際にそれで美味しい料理ができるのです。

何も間違っていません。
間違ってはいないのですが一番重要なことに気づいていませんでした。

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週末レストランのコンセプトはまだよかったかもしれませんが、
役割分担が違いました。

僕がシェフで、ママがバイトの皿洗い。
そう思っていましたね。

ここが、仕事モードをそのまま家庭に持ち込む、男性の悪いところかもしれません。

下積みなしで、いつからシェフになったんでしょう。

買い物から、セッティング、調理、片付け、ゴミ捨て、在庫整理・・・
いっぱい仕事はあるのですが、好きなことしかやらない。

社会人になって先輩から教えられたことを思い出します。

「1割りの好きな仕事のために、やらなければならない9割の仕事をする」
と。
見事に、好きな1割だけやってました。

じゃあ、誰が残りの9割をやっているか・・・
わかりますよね。

朝になったらだれか不機嫌になっているはずです。

料理を始めたころのビストロパパ。
とてもとても、今僕がこのコラムで伝えようとしている、
「パパ料理」には程遠いものでした。

だから、だから、
世のパパたちに、伝えたいのです。

「パパ料理の楽しさ」と、
本当にそれを手に入れるための
「パパ料理の掟」を。

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自分が一番楽しむ、男の趣味料理の本や、TV番組などは、たくさんあるし、
男の料理を自慢する、憧れる芸能人の方も数多くいらっしゃいます。

でも、家族を喜ばせるための男の「家庭料理」に関する情報は、ほとんどありません。

家事・育児のスペシャリストは、ほとんどが女性。その女性から男性に向けてメッセージがあっても、なかなかパパの心には響いてこないのです。

どこか、僕じゃない誰かにいってるのだろうと・・・

やっぱり、失敗をたくさんして、自ら気づいたパパが、その失敗と一緒に、パパのための家庭料理を伝えると、ああなんかわかるなぁと思ってもらえるのではないでしょうか。

そこで、「パパ料理の掟」を!

1・時間をかけすぎないこと!
2・道具にお金をかけすぎないこと!
3・食材にお金をかけすぎないこと!
4・後片付けをきちんとできること!
5・家族みんなが笑顔でいること!

1~4は、毎日ご飯をつくっているママにとっては、当り前のこと。

でも、その当たり前なことが気づけない。
「男の趣味料理」に走ると、まったく見えなくなります。

だからこそ、「家族の笑顔のためにつくるパパ料理」が必要かなと。

料理始めても、パパはいっぱい失敗すると思います。
絶対にします。
勘違いもします。
(ひーやめてくれー!)
そんな声も聞こえてきますが。。。

でも、でも、
ぜひママには、パパを応援しながら育ててもらえないかと思っています。

家事・育児で大変だと思いますが・・・。

先行投資だと思って・・・
ひとつ、ひとつ、

よろしくお願いします!

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そんな、パパ料理の掟を理解し、実践したパパは、ぜひ次の段階へ!

子供たちを料理に巻き込む!

まったく手伝いにならなくても、小さいころから料理に巻き込む!
それもパパ料理の役割だと思っています。

次回は、お父さんが、どんな風に子供を料理に巻き込むのか!
料理を通じた父子のコミュニケーション術とその効果についてお話します!

パパ料理研究家 滝村雅晴

この商品へのコメント一覧

1件

のりこ

2009/04/22 18:27

読んでいて、そうそうとうなづくことばかり。
「パパ料理の掟」大切ですね。
今後の料理を通じたコミュニケーション術楽しみにしています。

マンガも毎回楽しみにしています。
今回のマンガもつい笑ってしまいました。
子どもって思いかけない行動ってするもんですよね。
また、それも新鮮で楽しいときもあるのですが。。。